プロフィール

皆様、いかがお過ごしでしょうか。 ようこそ、私の小さな部屋へお越しくださいました。

私はこれまで、約25年という歳月を、予備校や塾、あるいは短大の教壇という場所で、英語を教える人生を歩んでまいりました。 中高生の受験、そして大学卒業後の背中を見送る立場……。 いわば、教育という名の長い旅路の『出口』を、ずっと見守ってきた人間です。

そんな私が今、放課後等デイサービスという場所で、小学生の子どもたちと向き合っております。

なぜ、これまでのキャリアとは一見異なる場所を選んだのか。 それは、社会という大海原に漕ぎ出していく彼らの姿を数多く見てきたからこそ、『今、この瞬間に育むべき根っこ』の大切さを、誰よりも痛感しているからに他なりません。

ここで、私の信念を支える三つの言葉を紹介させてください。

『どんなに高くそびえる木も、まずは地中の小さな根から始まる』 —— 老子(古代中国の哲学者)

『教育とは、バケツを満たすことではない。火を灯すことである』 —— W・B・イェイツ(詩人)

『子供は、人生という大海原に乗り出す準備をするために、家庭と学校という港にいる』 —— アルフレッド・アドラー(心理学者)

出口で出会う彼らが、いつか社会で大きく枝葉を広げるためには…… この放課後デイという時間の中で、目には見えない『自己肯定感』や『小さな成功体験』という根っこを、深く、強く張っておく必要があるのです。

25年の経験をすべて注ぎ込み、お子様がいつか迎える『出口』を見据えながら、今この瞬間の『根っこ』を共に育む伴走者でありたい。 そして、保護者の皆様のすぐ隣で、共に歩んでいきたい。 ……そう、願っております。

これから、この場所で出会う子どもたちの、数多くの『小さな一歩』をご紹介していきます。 どうぞ、楽しみにしていてください。

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